豊頃町で、ジュエリーアイスを見る。その2:大津海岸までのアクセス

ジュエリーアイス。

写真を編集しているそばから、「・・・また行きたいっ!」という気持ちがムクムク。

しかし、私が暮らすニセコ町からは350kmほど離れているので(!)、6〜7時間運転しないとたどり着かないわけです。

夏ならまだ頑張れるけど、冬はなあ・・・

ということで、今回は自分の車 → JR → レンタカー と、使えるものを全て使ってみました。

今日はその全行程をご紹介。


☝️こんな行程です。

1)ニセコからJR南千歳駅まで、自分の車で

  飛行機で道外から来る方も、空港からここまで移動してください。

2)南千歳駅から帯広駅まで、特急スーパーおおぞらを利用

3)帯広駅から目的地まで、レンタカー


1)ニセコ町から、支笏湖畔を経由してJR南千歳駅まで

南千歳駅は、道東エリアに向かうJRの起点です。「千歳アウトレットモール・レラ」のすぐ隣。

無料駐車場もありますが、すぐ向かいに24時間300円で停められる駐車場もあります。

南千歳駅は新千歳空港の次の駅です。

飛行機で来られる方は「快速エアポート」に乗ってひと駅移動すればOK。


2)南千歳駅から帯広駅まで、JRスーパーおおぞらに乗って

特急は、札幌〜釧路をつなぐ「スーパーおおぞら」か、札幌〜帯広をつなぐ「スーパーとかち」のどちらかを利用します。所要時間は2時間20分くらい。

北海道のど真ん中にそびえる、日高山脈を突っ切るように走ります。

車窓からの景色はこんな感じです↓↓↓

ちなみに、JR東日本の「えきねっとトクだ値」を利用してチケットを予約すると

15%〜45%割引で購入できます!

ログイン→「きっぷ予約(トクだ値もこちら)」と進むとこの「路線を選択してください」の画面に。

右下の「北海道内特急・快速エアポート」のところから予約できますよ。


ここでポイントが2つ・・・

今回の私のような、1泊2日・最短時間コースで臨む場合。19時までに帯広駅に着ける行程を選びましょう。駅前のレンタカー屋さんはだいたい19時までですので。

私は、14:48南千歳駅 → 16:59帯広駅 の「スーパーおおぞら7号」に乗りました。


また、この路線にはスキーリゾートの「トマム」があるので、割とスキー客で混み合います。ゆっくりくつろぐために、指定席を取るのがよいかと。


3)帯広駅でレンタカーを借りる

この旅で、いちばん大切なのがレンタカー。

帯広市内から、ジュエリーアイスが見られる豊頃町の「大津海岸」までは50kmほどあります。公共交通機関はないので、レンタカー頼みの区間です。

これも、旅行サイトや早割を利用するとずいぶんリーズナブルに!

さて、閉店間際の19時にレンタカーを借りて、今日の宿へ。

翌朝。霜でキラキラになったレンタカーに乗り、大津海岸を目指します。

・・・よりによって寝坊した私。

国道38号線を走りながら、あまりにも美しい夜明けの空に涙が出そうになります。

(感動なのか、間に合わないからなのか・・・)

大津海岸に着く前に、この瞬間を迎えてしまいました。

あああ、このオレンジの光でジュエリーアイスを撮りたかった。

激しく後悔。 また撮りに行こう。

そして、黄金の朝日の中、燦然と輝くジュエリーアイスに出会えましたとさ。


* * * * *

さてさて、細かなポイントを。

●大津海岸の「ジュエリーハウス」で、ドリンクやあたたかいフードが食べられる

ジュエリーアイスのスポットに、冬だけ「ジュエリーハウス」というお店が出ています。

エゾシカを使ったソーセージやストロガノフ、貝の煮つけなどなど、ハフハフいいながら食べられるもの、ホットドリンクもあります。


あー、あのココア・・・幸せでした。


●近くにコンビニや商店、公共トイレはなし

ジュエリーハウスには仮設トイレが用意してありますが、周辺には公共トイレがないので、その点気をつけておくとよいでしょう。

同じく、手袋なども途中で買う場所がないので、前日からの準備が必須です!


私は首回りに巻くものを忘れてきたので、朝、帯広市内のセブンイレブンでネックウォーマーを買いました。

これ大正解。ほんっとうにあって助かった。


* * *

そして、朝7時前から8時過ぎまでジュエリーアイスの写真を撮り、帯広市内にとって返し、

10時過ぎにレンタカー返却。

帯広名物の豚丼を食べて、11:10のスーパーとかち6号に乗り、13:30ころ南千歳駅へ戻ってきました。


晴天に恵まれて電車の遅れなどもなく、またシカにぶつかることもなかったので

非常にスムーズに。


このパターンなら、北海道外から来ても、1泊2日でジュエリーアイスを見に行けると思います。

(強行軍ですけど)


あのキラキラ感。めっちゃ寒いですけど、本当に感動するので

行ってみてほしいなあ。




旅人フォトライター ウエミチメグミ





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旅人フォトライター、ウエミチメグミによる 写真撮影、記事執筆、編集サービス。 ストーリーのにじみ出た、心の奥を刺激する写真を。

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